民泊の料金体系

最近では宿泊予約サイトが民泊の掲載数を増やしているため、民泊サイトだけでなく宿泊予約サイトにも多くの民泊が掲載されています。民泊を予約する場合でも、一般的な宿泊予約サイトを経由する場合は、ホテルと同じ料金体系であることが多いです。

民泊の料金体系は、主に宿泊料金と清掃料金、サービス料の3つから成ります。この内、清掃料金とサービス料は民泊特有なケースが多いので、あらかじめ理解しておくことでより効率的に民泊を探すことができます。

宿泊料金は宿泊に対して発生する基本的な料金で、支払い総額の大部分を占めます。需給バランスによって変動するため、人気の季節や週末、近隣のイベント開催時などは高騰する傾向にあります。また、当たり前ですが、連泊するとその日数分の料金が加算されます。

清掃料金は民泊特有な料金で、お部屋の清掃に対して発生する料金です。宿泊予約サイトでは清掃料金も含めた金額が表示されることが多いですが、民泊サイトでは別にかかってくるので、しっかり確認しましょう。宿泊料金と違い1回利用することにかかる料金なので、連泊しても料金が加算されないのがポイントです。

サービス料も民泊特有の料金で、民泊サイトによるプラットフォーム運営や、カスタマーサポートに対して発生します。サイトや宿泊施設によって異なりますが、宿泊料金と清掃料金を合計した金額に0％〜20％程度上乗せされます。一般的には、金額が小さい場合にサービス料の料率がより高くなる傾向があります。

民泊を安く利用するには、複数人での利用と長期滞在という2つのコツがあります。キャンペーンやポイントを利用しなくても低料金で利用できます。

複数人で利用することで、1人あたりの料金を安く抑えることができます。宿泊施設ごとに収容人数が決まっており、その人数までは同じ料金で利用できます。中には追加するごとに料金が上がるケースもありますが、それでも1泊分まるまる料金が上がることは少ないので、基本的には収容人数に近い人数で利用することでよりお得になります。

民泊料金体系のうち、清掃料金は1泊ごとではなく、1回利用ごとにかかる料金です。そのため、長期滞在することで、1泊あたりの料金を安く抑えることができます。また、主要な民泊サイトでは、1週間や1ヶ月など長期滞在の場合に数％〜数十％の割引がされるケースがあります。なお、割引の有無、割引の料率は各宿泊施設によって異なるので、しっかりとチェックしましょう。

この記事では民泊の料金体系や料金を安く抑えるコツについてご説明してきました。StayListを利用することで、大手民泊サイト、宿泊予約サイトに掲載されている世界中の民泊を一括で検索することができます。希望の価格帯での絞り込み検索機能や料金でのソート機能もありますので、ぜひご利用ください。